日本人の心を熱くする故郷の祭り!
豪華絢爛な祭屋台(山車・曳山・鉾と地域によって呼称や形式が異なる)
子どもたちが奏でる笛や太鼓の祭り囃子と共に、勇壮な掛け声が沿道を巡ります。
大切な故郷の祭りを守り彩るために、数々の実績を持つ『塗師ヤ工房』にお声かけください。
祭屋台や神輿には、日本の職人芸が結集しています。
塗師ヤ工房は、漆塗り・金箔・螺鈿・蒔絵・飾り金具など、伝統様式に即して素材の木地を格調ある美術工芸に仕上げる技(ワザ)を持ちます。
代々受け継がれた職人技で、その美しい輝きと魂が鮮やかに蘇ります。
8月15日(土)、浜松市天竜区の屋台の修復が完成しいよいよお披露目の日を迎えました!
コロナの影響で、神事や正式なお披露目の祭典が延期となりましたが、
完成を喜ぶ地域の方々の笑顔を拝見しホッとした思いです。
この日の浜松はうだるような暑さで、最高気温全国一の猛暑日を記録しました。
木地補修。細部にわたる木地損傷部分の補填、品質面で堅牢な塗りが仕上がるよう最少単位の部材に分解します。
ケヤキの中土台を支える柱
欄干
車輪
部材
屋根や欄干の組子
研ぎと塗りを何度も重ねて、鮮やかで深みのある色を出します。
研ぎ
木地修復
中塗り
磨き
上塗り
屋根を支える6本の柱 (金箔前)
破風 金箔前に何度も塗り重ねます
◇ 金箔…純金箔の唐破風・垂木
垂木
破風
部材
集中力と根気で下地の漆が乾き切らない内に一気に仕上げます。
◇ 欄干…溜色漆仕上げ 螺鈿…三菱紋・ 菱紋 飾り金具…金メッキ、紅梁彫り(本金仕上げ)
縁板・縁葛に施された螺鈿と金箔を押して仕上げた柱と組子
仕上げ段階に近づき、地元自治会役員の方々による見学会を実施
細部にわたる確認と色調整